全国対応・低価格のシンプルな葬儀【小さなお葬式】資料請求プログラム

おすすめの自叙伝

今回は、おすすめの自叙伝を紹介します。

読みものとして面白く、書き手にとっても勉強になる本ばかりです。

とくに読者をうならせる内容、構成。
また、想像力がかきたてられ、引きこまれる体験談はぜひ参考にしてください。

まず、おすすめの自叙伝を紹介するうえで、知ってほしい連載があります。
有名なので、ご存知の方も多いかもしれません。

日本経済新聞の朝刊、文化面に連載されている「私の履歴書」です。
一ヶ月に渡り、著名人が自身の半生をつづっていくものです。
経済、政治に寄っているものがほとんどですが、この連載をきっかけに自叙伝を出版する方もいらっしゃるぐらい、読みものとしてしっかりしています。

それでは1冊ずつ紹介していきます。

●稲盛和夫のガキの自叙伝―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)/日本経済新聞社
言わずと知れた、実業家。第二電電(現KDDI)、京セラの創業者ですね。
自身の哲学、信念と体験談がみごとにマッチしています。
また、それぞれの年齢で際立ったエピソードがあり、読者を飽きさせません。模範的な自叙伝と言えます。

●海賊とよばれた男 上/講談社
●海賊とよばれた男 下/講談社
どちらかと言えば、小説のイメージが強いでしょう。
作家が書いているので、ピンと来ないかもしれませんが、自叙伝の要素がふんだんに入っています。
その要素とは、「自身の体験から面白い部分をフォーカスして、小説風にまとめ」ている点です。
ここで読んでほしいのは、面白い部分に対するフォーカスの仕方です。
自分ひとりではなく、さまざまな人物を登場させて、ひとつのエピソードを浮かび上がらせています。
あなたが書く自叙伝にも、さまざまな人物が登場するでしょう。
事実を書く、とは言え、登場人物を悪者扱いしてはいけません。
そのあたりの妙をこの本から感じてください。

●これでいいのだ―赤塚不二夫自叙伝 (文春文庫)/文藝春秋
最後は、『天才バカボン』『ひみつのアッコちゃん』などで知られる漫画家、赤塚不二夫さんの自叙伝です。
読んでいただいたらわかるのですが、時代背景がものすごくリアルに描かれています。
自身の体験もさることながら、時代を知る資料としても読めそうな一冊になっています。
これから先、ますます昔のことを感じる機会が失われていくでしょう。
そこで当時の時代性を入れることで、深み、厚みが増していきます。
あなたが当たり前だと思っている当時のことは、いまの若い人たちにとっては、とても新鮮なことなのです。

以上、今回おすすめした自叙伝はすべて、趣きが異なっていて、それぞれで学ぶものが多い内容になっています。

これから自叙伝を書く方にとっての、指南書になるはずです。


全国対応・低価格のシンプルな葬儀【小さなお葬式】資料請求プログラム

自叙伝とは

Copyright (C) 自叙伝とは All Rights Reserved.